Long November

主に国内外でのエンタメ関係の覚書、聖地巡礼その他(予定)。2020年、突然タイBL沼に頭から落ちました

ごめん、同級会には行けません。今、タイBLの沼にいます。

もう最近ではかなりメジャーになりつつあるタイBL、私もまんまとハマりました。

 

きっかけは数ヶ月前の物凄くバズってた布教ツイート。

結局見始めたのは5月くらい?「2gether」がリアルタイムで放送されてて、ちょうど見ることができたのがハマったきっかけとしては大きかった気がする。

内容が気楽に見れる感じのストーリーだったので、多分時期的にも丁度よかったんだろうなと思います。

そしてとにかく登場人物の見た目が綺麗。

特にサラワット役のBrightくん、もう今では「歩くルーブル美術館」「ルーブル美術館出身」という形容詞が一般化しているレベル。

 

あと恐らく私の中で大きかったのは、とにかく「2gether」は「青春」て感じがすることで。登場人物はもちろん、恋愛・友情や、映像だったり劇中歌だったり、大学での学生生活の描写だったり全てがキラキラしてるんですよ。まるでハチクロを見ているかのような、自分とまるでかけ離れた人たちの人生の一部を見ることができる。でも、青春ていつか終わりが来るわけなので、どことなく切なさもある”一番綺麗な瞬間”を切り取ったような作品だった気がする。

 

私が特に好きだったのは6話のScrubbのライブを一緒に見てた2人。なんかもう見ているこっちの多幸感が凄まじかった。青春の擬人化みたいだった。

あとはとにかく後半の明らかにお互い好きであることは確かなのになっかなかくっ付かないあの感じ。少女漫画か?りぼんとかで連載してました?

 

そしてStill 2getherまさかのジオブロだったけど無事見ましたよ。

個人的にはStillの方ではマンタイプが想像の斜め行くラブラブ振りで度肝を抜かれました。君ら一体そんな、いつから…

全話の感想書こうと思ったら長くなりすぎるから、また改めて書くかもしれない。

 

しかしながら、私は「世界中の人たちと一緒に観ながらコメントとかでリアルタイム騒げる」コンテンツに、何だかんだハマる可能性が高い。

タイバニとか、Yuri on Ice とか。

世界中の人と同時にYouTubeで観ながら応援上映とかスポーツ観戦みたいに(コメントでだけど)大騒ぎしながら、もはや最後の方とか野球の野次とか競馬場みたいになりながら(行け―!キスしろー!!みたいなコメントばっかりになってたw)観たのが久しぶりに凄く楽しかったのです。

 

 

 2getherを見終わって、他にも見てみるかとなって見始めたのが「SOTUS the series」。

これで私は完っ全に沼の底に沈んだ。沼の底にも、都はございます…

「タイBLの金字塔」という噂を耳にしていて、なんか「後輩×先輩で、途中で先輩がデレるらしい」「1話でめげるな見続けろ」という情報は得ていた。ありがとう、先人たちよ…

進撃の兵長とか好きだった人、絶対アーティット先輩好きじゃない?

テニスの鳳宍とか進撃のエレリとかハマってた人、SOTUS好きじゃない?

王道と言えば本当に王道だと思う。

でも正直最初の2話くらい見るのにめちゃくちゃ時間かかった。何度も何度も寝落ちした。

もう最初の方はずっと脳内で「パワハラーーーー!!」「コンプラーーーーーー!!」ってIKKOさんが叫んでました。大丈夫?民衆が立ち上がったりしない?と。

大丈夫だった。4、5話辺りで完全に理解した。赤飯、炊く…?

1、2話で挫折した人には是非5話くらいまでは見て欲しい。

アーティット先輩は結構すぐにデレ始めるし、「Love so sweet」流れ出しますから脳内で。

恋愛ものであると同時に学園もの・青春ものとしての側面もあり、印象的には「花より男子」とかに近いかもしれない。

最初の出会いは最悪で、反発し合うところから始まって、ストーリーが進むにつれて相手の印象も変わっていって好意も持ち始めるけど、果たしてそれが恋愛感情なのか悩む、みたいな。やっぱり数年とはいえ前の作品なので、「男同士だから」的な葛藤は2getherとかに比べたらある印象だった。

 

そもそも「SOTUS制度」とは何ぞやという感じなんだけど、凄いざっくり言ってしまうと、学園ものによく出てくるやたら権力を持った生徒会みたいな。いや、それだけじゃないのでとりあえず見たことない人は見てくれ。YouTubeで見れます。

 

見ていると段々アーティット先輩が愛おしくなってくると同時にコングポップめちゃくちゃ愛が重いな…?ちゃんと付き合えてよかったね…?(付き合ってなかったらストーカーでは?)みたいな気持ちになる。

ところでアーティット先輩は受けの英才教育でも受けているのだろうか、もう右に出る者はいない…

あと、タイBLの攻めって大体愛が重くないですか?そういう文化なの?

これも続編のSOTUS SとOur Skyyまでは書ききれないのでまた後程。

 

 

「Dark Blue Kiss」

ジオブロされるかもって聞いて慌てて見ました。

なんか勝手に予告とかちょろっと見た印象でトレンディドラマのような、何となくシリアスっぽいからメンタルが元気な時に見よ~とか思ってたらジオブックされるよって聞いたから4日くらいで無理やり完走した。日本語字幕は消えちゃったけど、英語字幕ならまだ見れます、多分。

これは面白かった!!!!

脚本というかストーリー展開が今まで見た中で一番好みだったかもしれない。物凄く上手く現代の社会問題を取り入れてる印象でした。「経済格差」とか「同性婚」とか「SNSでの誹謗中傷」とか。あと台詞が深い。私は5話が好きでした。

序盤は全然気軽に見れる感じなんだけど、最後の3、4話くらいが怒涛の展開。

そして最終回がなんかもう凄い…語彙力を失う。世界はそれを愛と呼ぶんだぜ…って感じだった。あの最終回は撮影とか編集した制作陣も「やってやったぜ!!!」ってなったんじゃないかな。それくらい映像美が凄かった。

そして「世界一美しいキスシーン」と評されてるのも伊達じゃなかった。

正直、登場人物に関してはあまり感情移入もできなかったし、PeteもKaoもSunもMorkも個人として見るとそんなに好きなキャラというわけではなかったんですが、カップリングになると全っ然違う。これがマリアージュか…?シェフを呼んでくれ。

ていうか主役2人のお父さんとお母さんいい人過ぎない?あんな親いたらそれだけで救われるよ…

 

他にもタイBLちょこちょこ見てるけど、随分前から書き続けててそろそろ腐りそうなのでそろそろ放出することにしました。